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ゼロからクレー射撃をはじめる

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はじめに

効率的な初心者講習突破方法については、記事後半で触れています。 また、こちらの経験談はあくまで我が県のある会場でのある初心者講習についてのみのことで、 全国すべてに当てはまる確証はありませんのでご注意ください。

さる12月1日‥

ブログはすっかり書いてませんでしたが、昨年の12月1日に、1月度開催の初心者講習申込みをしていました。 朝8時30分ころに最寄りの警察署の生活安全課に訪問し(よくよく考えたら一応事前アポとかとったほうが良かったのかもですけど)、 準備した書類を提出しました。

その場で本部に空き席の確認をとってもらい、無事受講できることに。 コロナの関係で講習頻度が下がっていたからか、どうやら激戦のようで。 「なんとか大丈夫でした‥!」と、担当官も安堵されているようでした。 教本と受付証明を受け取って帰宅。

ここからは、初心者講習を受けるために実践した事項等や感想をまとめたいと思います。

参考書の準備

予約したのは12月1日ですが、講習は1月後半だったこともあり、12月は特に何もしませんでした。 ギリギリまで宿題をしないのは世の常ですよね。

正月ボケも抜けてきた2021年の1月5日(試験の約20日前くらい)、 重い腰を上げて、ネットなどの情報をもとに 参考書 を購入することにしました。 購入したのは以下のものです。

評判はさておき、現行でかんたんに(amazon等で)購入できるのはこれくらいしかなさそうでした。 イマイチ本番の試験がよくわからなかったので、模擬試験を当てにしようという考えです。

理由は後述しますが、初心者講習の突破は上記参考書1冊あれば十分です。

事前勉強

手探りですが、勉強をはじめました。やったことは以下のとおりです。

  1. 参考書をざっとよむ
  2. 模擬テスト(1)をやる(初見37/50くらいの正答率、失格ですね‥)
  3. 間違った点について復習、必要があれば教本も確認
  4. 模擬テスト2~4についても繰り返す
  5. テスト全部やった状態でもう一度参考書をざっとよむ
  6. 模擬テスト1-4を再度やる(この時点で合格ラインいくと思います)
  7. 教本をざっと読む
  8. 初心者講習前日、模擬テスト1-4を再度やっておく(満点いくと思います)

という形で、自分は参考書に付属していた模擬テストをベースにして勉強しました。

当日

当日、コロナ対策で換気がされてものすごく寒い教室で講義となりました。 会場には間を開けて30人が受講していました。

当日のスケジュールはこんな感じ。

時間 内容
10:00-12:00 講義
12:00-13:00 昼休憩
13:00-16:30 講義
16:30-17:30 考査
18:00-18:20 合格発表

講義の内容としては、教本を全体的に読み進めつつ、 「ここが重要です(テストにでます)」という内容を都度教えてくれるものでした。

正直拍子抜けだったのですが、全体の分量も多いので、 事前勉強なしのぶっつけ本番でその部分だけを記憶していくのは、 復習の時間も十分にないため難しいかなと思いました。

また、事前に参考書で勉強した範囲外の内容が「ここ重要」に含まれていました。 体感で、3割くらいは参考書で覚えた範囲を逸脱した内容だったように思います。

(余談)当日のハプニングの話

当日、講義は教本(猟銃等取扱読本)を読み進めていくのですが、 「では○○ページを開いて‥第一章、豊臣秀吉が〜」というのが始まったときに、 自分の持っている本が、他の人が持っているものと違うことに気づきました。

読み上げられている内容に似た内容もあるのだが、明らかに指定されたページや、 他の人がページを捲るタイミングが違う。 かなりテンパりました。自分は 違う本を持ってきてしまった? のではないかと‥。

午前中の講義はメモをするなどでなんとかしのぎ、 昼休憩に担当官に思い切って申し出ました。

ぼく「すみません、自分、違う本を持ってきしまったようで‥(教本を差し出す)」
教官「??これは経験者講習用のだね、どこで手に入れたの?」
ぼく「警察署でもらいました‥」
教官「うーん?」

なんと、最初の申込みの時点で、自分は初心者講習用ではなく経験者講習用の教本を受け取っていたのです! 事前勉強の意味がないじゃないか!

私が受け取っていたのは「猟銃等取り扱いの知識と実際」、本当に必要なのは「猟銃等取扱読本」です。 その場で新しいものを受け取り(よかった)、昼休みを返上して午前中の講義の分を読みました。

どうりで、参考書の記述が私の教本にはなかったわけです‥猟銃等取扱読本には一言一句、参考書に記述されているとおり。

なんとか事なきを得たわけですが、このことから「事前に教本を丸覚えするような必要はない」ことを身を持って証明してしまいました。

考査について

「ここ重要です」と言われた箇所に☆をつけながら覚えていく作業を乗り越え、考査の時間です。

60分、50問に正誤式(マルかバツか)で回答しますが、 時間に関しては十分すぎるほどあります。 開始30分で途中退出が可能になりますが、ほとんどの人が退出していました。

さて、肝心の中身についてですが、自分の主観では以下のような構成でした。

割合 性質
70% 参考書の模擬試験を理解していれば解ける問題
20% 参考書の模擬試験にはないが、常識的にわかる問題
10% 参考書の模擬試験になく、当日の講習で知り、わかる問題

要点をまとめますと、

  • すべて当日の講習で「ここ重要」と言われた内容で判断できる問題
  • ただし分量も多いので参考書の模擬試験によって当日ぶっつけで覚える範囲を軽減したほうがよい
  • 模擬試験で出なかった内容もでるが、当日真面目に講習を受ければ問題ない
  • 事前の教本丸暗記などは必要ない(というか多分無理)

といった感じでした。 また、模擬試験そのまま出るというわけではなく、 あくまでその問題をきちんと理解していれば解けるという意味ですので、 模擬試験の正誤の丸暗記などは全く意味がありません。

結果発表

無事、満点合格しました。ちなみに、当日受験者の合格率は約87%でした。

ひとこと

2020年の3月21日にクレー射撃を始めることを決意してから 306 日目にようやく講習修了証明書を受領。 コロナさんのせいではありますが、一歩目が長すぎるよね。

おかね

合計金額: 8630 円

日付 項目 金額
2020/03/24 住民票取得 300 円
2020/03/24 証明写真撮影 1430 円
2020/12/01 初心者講習受講申込手数料 6900 円
2021/01/05 参考書 2310 円

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何も知らない状態からクレー射撃をはじめる。6 月の初心者講習受けたいけど、それまでモチベーション保てるのだろうか。